外貨送金のはなし
今回は外貨送金について、温めていた記事を書きたいと思います。
ソニー銀行からの外貨送金
取扱通貨
外貨普通預金口座から外貨で送金できるのは以下の11通貨:
円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナ
送金手数料
送金手数料は円普通預金口座から引き落としされます。
仕向け送金手数料 | 3,000円 |
支払銀行手数料 | 3,000円* |
*送金依頼人負担を選択された場合、仕向け送金手数料に支払銀行手数料を加えてお支払いいただきます。
手続きの流れ
1. 事前登録
送金する前に、まずは送金先の銀行口座を登録する必要があります(事前登録手続きは通常3~5営業日)。
必要な受取金融機関情報は以下の通り:
- 金融機関名/住所(受取金融機関)
- SWIFT BIC(8桁または11桁の半角英数字)
- 口座番号またはIBAN(欧州や中東などIBAN採用国への送金の場合)
- 中継銀行および中継銀行のSWIFT BIC(中継銀行の指定がない場合は不要)
2. 送金依頼(送金実行)
事前登録完了後、送金依頼手続きを行います(送金実行は原則1~2営業日後)。
仕向け送金手数料負担区分(支払銀行手数料を負担するのが依頼人か受取人か)や送金目的も指定します。
送金手数料について
外貨送金手数料についてもう少し詳しく知りたかったため、出国前にカスタマーセンターに電話で問い合わせをしました。
外貨送金の手数料は3000円。
支払銀行手数料3000円は絶対ではなく、「その3000円から手数料を引いてください」と伝えるだけで強制力はない。
さらに、支払銀行手数料について詳しく質問すると、
- 手数料がかからない場合でも返金しない
- 経由銀行によっては送金額から手数料を引く場合もある
- 経由する銀行は決まっていない(同じ金額を同じ銀行に送金しても経由銀行が異なる場合がある)
- ソニー銀行から中継するのは、「三菱東京UFJ銀行」と「JPモルガン」の2銀行
ということを教えてくれました。
支払銀行手数料が依頼人負担の場合
送金手数料は 6,000円(仕向け送金手数料3,000円+支払銀行手数料3,000円)になります。
学校の授業料など、送金額から手数料を引かれると困る場合、こちらを選択する必要がありますね。
*ただし、前述のとおり、送金額から手数料が引かれないという保証はありません
支払銀行手数料が受取人負担の場合
送金手数料は(仕向け送金手数料のみ)の 3,000円 です。
現地での生活費など、送金額から手数料を引かれても問題ない場合はこちらを選択できます。
では、実際に送金額からいくら手数料が引かれるのか?
気になりますね。やってみました!
アイルランドに3ヵ月(90日)以上滞在するには、外国人登録をしてGNIBカードを取得する必要があります。そして、学生ビザの場合は€3,000以上の残高証明が必要です。
*GNIB = Garda National Immigration Bureau
Irish immigration registration system
そこで、€3,500をソニー銀行からBank of Irelandへ、受取人負担で送金してみました。
結果は…
CHARGE: €12.50
€1.00=130円計算で1,625円ですね。手数料3,000円よりは安くあがりました!
もちろん送金先の銀行や金額、経由銀行によって変わると思いますが、このような選択肢もあるということがわかってよかったです。
さて、渡愛して12週間が過ぎようとしています。
予約したホームステイも今日が最終日。明日はいよいよ引越しです!(どきどき