にゃっとの旅する自由帳

自分探しの旅は続くよ

お金を持ってゆく方法(海外留学の場合)

海外にいく際、みなさんはどうやってお金を持っていきますか?

わたしは海外にいくときは新生銀行のキャッシュカードを使っていました。

www.shinseibank.com

新生銀行の口座を開設した際に発行されるキャッシュカードは、そのまま海外でも使えるのです。「VISA」または「PLUS」マークの表示がある海外のATMで現地通貨を引き出すことができます。

短期の海外旅行はもちろん、2007〜2008年にロンドンに留学したときもこれでした。

口座には日本円を入れておいて、現地通貨を引き出す際に指定の金額(現地通貨)が日本円に換算されて円普通預金から引き落としされます。
これはこれでとても便利なのですが、換算レートは以下のように定められています:

Visaワールドワイドが定めるレートに4%を加算したレートで、引き出した金額(現地通貨)を円換算します。

また、海外ATMの利用に「所定の手数料がかかります」とあるので、レートや手数料を考えると長期滞在には向かないかもしれません。

Sony Bank WALLET

今回わたしがおすすめしたいのは「Sony Bank WALLET」です。

moneykit.net

わたしはもともとソニー銀行をメインで利用していました。為替レートが他の銀行と比べて良い印象があったからです(米ドルは新生銀行の方が良かったりします)
口座開設当時、外貨で引き出せるのは米ドルだけでした。それがいつの間にか外貨が10通貨に増えているではありませんか!

渡愛前にキャッシュカードからSony Bank WALLETへの切替えを申し込みました。
Sony Bank WALLETのサービスが開始されたのは2016年1月4日のようです。最近ですね。

Sony Bank WALLET とは?

Sony Bank WALLETは「ソニー銀行のキャッシュカード」と「Visaデビット」がひとつになったカードです。
*日本国内で使用するときは、キャッシュカードとVisaデビットのカード差込方向が違うので注意が必要です

11通貨(日本円+外貨10通貨)の預金口座と連動していて、外貨での支払いや「Visa」または「Plus」マークのある海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。

外貨普通預金口座の開設

ソニー銀行で外貨の取引きをはじめるには、それぞれの通貨で外貨普通預金口座を開設する必要があります。
*オンラインですぐに手続きできるので問題ないです

海外ATM手数料

ショッピングでSony Bank WALLETを使う際の手数料は無料ですが、海外ATMでお金を引き出す際には 1回あたり 1.76% (税込) の手数料がかかります。

円からアシスト

「円からアシスト」は、外貨の残高が足りない場合に、円普通預金の残高から自動的に不足分の外貨を購入して支払いができる機能です。残高不足で支払いができないのを回避できるのは便利かもしれませんね。
*リアルタイムのソニー銀行為替レート(TTS)が適用されます

Visaデビット

クレジットカードを利用した場合、通常は月ごとにまとめて請求されますが、Visaデビットを利用した場合は預金口座から即時に引き落としされます。
海外では少額の買い物でもVisaデビットで支払いをするのが主流のようです。

Visaデビット支払い時の注意点

通常支払いをするときは何もしなくても現地通貨(アイルランドならユーロ)で決済されていましたが、たまに支払通貨の選択が必要なときがあるようです。
わたしの場合は、学校で医療保険の保険料を支払う際になぜか円に換算されていました。

 €100 → 13,139円(Conversion rate 131.38714 / Exchange rate 3.50%)

€1=125円いかないくらいのときだったので、600〜700円くらい手数料取られてますね。

わたしはPIN入力した後にレシートを見て気づきました。その場でスタッフの方に言ってユーロで支払いし直しましたが、取消してもらった円決済分の返金がまだありません…(いつなんだろ → 8日後に返金がありました!

みなさんも決済時にはPINを入力する前に通貨をお確かめください!

 

Sony Bank WALLETのメリットは、何といっても「為替レートが良いときにまとめて必要な外貨を購入しておけば、毎回レートを気にせずに利用できる」ことだと思います。ソニー銀行は為替手数料が安いので、現地で外貨の引き出しができるのはとても便利です。

 

長期滞在の場合は、現地で銀行口座を開設する方も多いのではないでしょうか。わたしも今週口座開設の手続きをしました。学校指定のBank of Irelandです。銀行のキャッシュカードはやはりVisa Debit cardのようです。

手続きが完了したら外貨送金を試そうと考えています。
最近円安なのでユーロ購入は様子見中です…(115円のときに買っておけばよかった…!

為替レートの見極めって難しいですね笑

 

〈おまけ〉為替手数料の比較

円でユーロを購入したときの為替手数料をいくつかの銀行で比較してみました。(2017年6月4日現在)

ソニー銀行 15銭(シルバー 12銭、ゴールド 10銭、プラチナ 8銭)*
新生銀行 40銭(新生ゴールド 32銭、新生プラチナ 20銭)*
楽天銀行 25銭
ジャパンネット銀行 14銭
住信SBIネット銀行 15銭
三菱東京UFJ銀行 (ダイレクト) 25銭(窓口 1円50銭)
三井住友銀行 (SMBCダイレクト) 70銭(店頭・電話 1円40銭)

*残高や取引状況による優遇プログラムがあります

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いろんなものが壊れてる国

アイルランドではいろいろなものが壊れている印象があります。

Student Leap Card を作る機械

学校初日の市内ツアーのときに Student Leap Card をその場で発行できる場所を教えてくれました。

Leap Cardアイルランドの公共交通機関で使えるICカードです。現金で払うより20%くらいオトク。日本のSuicaPASMO、ロンドンの Oyster card のようなものですね。Student Leap Card は学生用なのでさらに割引があります。

わたしがホームステイしている家はバスで20分くらいかかるので、交通費を抑えるために早めに Student Leap Card を手に入れたいと思っていました。

ツアー後、教えられた場所に行ってみると「機械が壊れてるから作れない。金曜日にまた来て」と言われました。仕方がないのでその日はバスステーションで普通の Leap Card を購入して帰りました。

土曜日「機械は直った?」と訊いてみると「月曜日に修理に来る。火曜日だったら確実にカードを作れるよ」と言われました。

 まだ直ってなかったか……

そして火曜日の今日、ようやく Student Leap Card を作ることができました!
その場でカード用の写真を撮るのですが、なぜか解像度が驚くほど低かったです笑

www.studentleapcard.ie

バスのICカードリーダー

乗車時に Leap Card をピッとするところですね。これもバスの路線によってはよく壊れています。現金で払う人には関係ないけれど、カードの人はチャージされないので得しちゃうこともあります。

学校のウォーターサーバー

うちの学校にはウォーターサーバーがあり、生徒が自分のペットボトルに水を補充してもOKです。ある日(たしか先週の金曜日)ウォーターサーバーに「故障中」という張り紙がされていました笑

これも火曜日に直っていました。

先生の車

2週目の月曜日、学校に行くとクラスに別の先生が来ました。
「Markの車が壊れて学校に来れないと電話があったの。今日は別の先生が教えるわ」
まさかの!先生が学校に来ない!笑

Markも火曜日には学校に来ました。

 

すべてが火曜日には元通りになっていました笑

アイルランドは、良くも悪くもいろんなことがいい加減です。そして日本みたいに壊れたらすぐに直す、という感じがありません。この大らかな感じがわたしは好きなのかもしれません。

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家族と再会(9年ぶり2回目)

Donnybrook

今回、アイルランドに来たらどうしてもやりたいことがありました。
それは以前のホストファミリーを訪ねること。

はじめてアイルランドに来た1996年。はじめての海外一人旅。
わたしは Cork Language Centre International という学校に通っていました。
今は ACET (Active Centre of English Training) という名前に変わったようです。

学校でアレンジされたDonnybrookのおうちにホームステイ。お母さんはわたしより12歳年上で、8歳の息子ちゃんと二人暮らし。わたしはこの家族のおうちにステイできて本当に運が良かったと思います。コークが大好きになったのもこの家族がいたからかもしれません。

ロンドンに半年留学していたときに、ちょっとだけコークに里帰りしました。2008年の4月のことです。そのときも何の連絡もなく訪問して「今度来るときは電話しなさい」と言われたけれど、今回も突撃です!笑

ツーリストインフォメーションで見せてもらった電話帳には名前がなく、もしかしたら引越しているかも…と少し不安になりました。

金曜日の午後。
学校が終わってランチを食べてから時間が空いたので、Donnybrook行きの207番バスに乗りました。終点で降りておうちを探します。Google Mapsのおかげで簡単にたどり着けました。テクノロジー万歳!!

平日の午後4時。微妙な時間ですね。
おうちの前に来たけれど、人の気配はありません。道を歩いていると、隣のおうちの人が帰ってきました。

「Pat(お母さんの名前)はまだここに住んでる?」と尋ねると、ここに住んでいると教えてくれました! ひと安心。
雨足が強くなりそうだったのでその日は諦めて帰りました。

次の日、City Centreで買い物をしていたら目の前に207番バスが停まっていました。そのままバスに乗って2度目のトライ。

玄関をノックすると男の人が出てきました。「Patはいる?」と尋ねると「お客さんだよー!」と呼んでくれました。2階から降りてくるPatに「わたしのこと覚えてる?」と訊くと「もちろんよ!よく来たわね。お茶でもどう?」と招き入れてくれました。

 

 突 撃 訪 問 成 功 で す !

 

2008年と変わらず、パートナーと娘ちゃんと暮らしていました。当時5歳だった娘ちゃんも今では14歳。去年空手の黒帯を取ったそうです。かっこいい!

娘ちゃんもいっしょにお茶を飲みながらおしゃべり♪
9年前に撮った写真も渡すことができました。

ジョニー・デップが大好きな娘ちゃん。このあと家族みんなで映画『Pirates of the Caribbean: Salazar's Revenge』の3D版を観にいくと言うので一緒に連れていってもらいました。

 

はー。すごく楽しかった。
いつでもあたたかく受け入れてくれる彼女の家族が大好きです。

携帯の番号を交換したので連絡も取りやすくなりました。また一緒にお茶できたらいいな。

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渡愛して1週間

土曜日の夜11時にコークに着いて、月曜日から学校が始まっています。

最初の1週間は本当につらかった。英語を聞くことや話すことはもちろん、授業の進め方や勉強の仕方などわからないことだらけで、すべてのことに慣れるのに精いっぱい。慣れるのにはまだしばらく掛かりそうです。

学校初日

わたしが選んだ学校は「Cork English College」。

生徒は事前にオンラインで Placement Test を受けることになっています。わたしはB1+ (Strong Intermediate) のクラスに入れられました。

うちの学校はレベルがA1〜C2まで10段階あって、細かく分かれている方だと思います(実際に開講されているのはA2〜C1の7段階のようです)。授業は2時間×2コマ。9:00はじまりで途中20分のブレイクがあるため終わるのは13:20。なぜか1コマ50分だと思い込んでいたので半端なく長いです…(おなかがぐーぐー鳴ります

月曜日の朝学校へ行くと、何の説明もなく授業中のクラスに放り込まれました。トイレや図書館の場所も誰かに訊かないとわかりませんでした笑

その日の午後にオリエンテーションのようなものがあり、本来はそのときにE-Learningの使い方を説明するそうですが、どうやら機械(プロジェクタ?)が壊れていて説明ができなかったようで、勉強の仕方を相談しに Academic office に2回行きました。

授業

うちの学校は1クラス目と2クラス目を別の先生が担当します。わたしの先生はMarkとKaren。「OUTCOMES」というテキストを使っているのですが、MarkがUnit 12、KarenがUnit 13という感じで並行して2つのユニットを勉強します。とてもややこしいです。

しかもすでにテキストの後半なので、文法がいきなり Third Conditionals (仮定法過去完了) から始まりました。文法は簡単なものから勉強したいのに笑
語学学校は基本的に毎週月曜日に新しい生徒が入ってくるので仕方ないですね。

学校の意向として「いろんなアクセントの英語に慣れて欲しい」というのがあるようで、そのため先生がひとりではないのかもしれません。

Nationality

うちのクラスの内訳(出席者のみ):

  • ブラジル 2
  • イタリア 1
  • スペイン 1
  • 日本   2

あと話したことがあるのはフランスや韓国からの生徒。わたしがホームステイしている家の隣にも同じ学校や他の学校に通っている生徒がいますが、話を聞いても全体的にブラジル人が多い印象です。
日本人も思ったよりいました。同じクラスに日本人がいることの心強さよ笑

オリエンテーション後の市内ツアーのときに韓国の女の子と友達になりました。スペイン・ポルトガル系の英語の聞き取りは難しいけど、やはりアジア系だと解りやすいですね。
彼女はダブリンで英語を勉強していて、エージェントのすすめで1週間だけコークの学校に来たそうです。なので残念ながら今日ダブリンに帰ってしまいました。

ホームステイ

わたしはいまBallinlough(バリンロック)というところにステイしています。
リタイアした70代のご夫婦のおうちです。6人の子どもを育て上げ、14人のお孫ちゃんがいるそうです。
「lough」というのはIrishが語源(lakeという意味)の地名らしいのですが、わたしにはどう頑張っても「ロック」とは読めません笑

学校に申し込む前にmixiアイルランドコミュで語学学校の情報を探していたところ、日記にプチ留学記を残してくださっている方がいました。その方がアイルランドにいたのは2010年だったのですが、どうやら同じホームステイ先のようです!

こんな偶然あるんでしょうか。びっくりして思わずメッセージを送ってしまいました笑

ホームステイには平日の朝と夜、週末の3食が含まれています。基本、朝ごはんはシリアルやトースト。夜ごはんは作っておいてくれたワンプレートの食事をレンジで2分チンして食べます。
夜ごはんの時間を確認したところ、ホストファミリーは早くに食事を済ませるようで、「好きな時間に食べていいよ」と言われました。ただ、食べるのはいつもひとりです。

木曜の夜に「Week 1 Student Feedback Form」というのをみつけたので送信したら、次の日の授業中にMichael(Accademic officeの人)に呼び出されフィードバックについて確認されました。
通常はホストファミリーが食事を済ませていても、生徒が食事をするときは同席して英語を話す機会を設けるものなのだそうです。

プチ留学記を読んでも食事の際に同席はしていないようでした。確かに3ヵ月間ずっとひとりで食事するのはちょっとイヤかも…かと言って食べてるのを見守られるのもどうかと…これはちょっと様子見ですね。わたしが他で英語を話す機会を作れれば問題ない…かな?

日本のごはん

炊きたてのごはんが恋しいです!!

平日のランチは自分でなんとかしないといけないので、ごはんを炊いておにぎりにしたい。実際、日本人の女の子たちはそうしているみたいです。

ホームステイでは生徒にキッチンを使わせたくないおうちもあるようで、隣のおうちは完全にダメらしいです。うちは大丈夫かな?いちおう明日ごはんを炊く許可をもらいました。こちらで買ったお米がどのように炊けるかは未知数ですが。

 

うーむ。1週間分まとめて書くと取り留めがないですね。

とりあえず、落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です。

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日本の公的年金のはなし

みなさんは国民年金(もしくは厚生年金)に病気やケガの保障があることをご存知ですか?

わたしはつい先日まで知りませんでした。
年金は老後にもらえるもの(いや、むしろ今となっては将来もらえるかどうかも怪しい)、という認識しかなかったです…(恥ずかしい

通常65歳から受け取れるのは「老齢年金」。そのほかに、病気やケガで障害が生じたときの「障害年金」や、死亡時の「遺族年金」「死亡一時金」などもあるのです。

意外と保障されてますね!

長期の留学やワーホリに行かれる方の殆どは、おそらく会社を辞めて国民年金に切り替えると思います。
国民年金は、納付期限を過ぎても2年以内であれば納付できるので、納めずに渡航してしまう方もいるかもしれません。

しかし、障害年金の受給要件のひとつに

初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと

とあります。

未納のまま渡航してしまうと、障害年金の受給資格がなくなってしまうのです!
(代わりに納めてくれるご家族がいれば別ですが

なので、国民年金を納めずに渡航する場合は「国民年金保険料の免除・納付猶予申請」をしていくことをおすすめします。

保険料を納めることが、経済的に難しいとき|日本年金機構

わたしは3月までの1年分を前納していたので、4月からの納付猶予申請をしました。
ただ、免除・猶予のサイクルは7月〜翌年6月らしく、翌年度分は7月に更新する必要があるそうです。そのため、4〜6月の3ヵ月分しか申請できませんでした。
納付書の期間と異なるのでややこしいですね。

納付猶予申請に必要なものは以下の3点:

  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書
  • 印鑑

更新は日本にいる家族にお願いすることにしました。そして帰国後、払えるときに追納します。

 

万が一のために保障は残しておきたいので、障害年金のことを教えてくれた友人に感謝です!

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