日本の公的年金のはなし
みなさんは国民年金(もしくは厚生年金)に病気やケガの保障があることをご存知ですか?
わたしはつい先日まで知りませんでした。
年金は老後にもらえるもの(いや、むしろ今となっては将来もらえるかどうかも怪しい)、という認識しかなかったです…(恥ずかしい
通常65歳から受け取れるのは「老齢年金」。そのほかに、病気やケガで障害が生じたときの「障害年金」や、死亡時の「遺族年金」「死亡一時金」などもあるのです。
意外と保障されてますね!
長期の留学やワーホリに行かれる方の殆どは、おそらく会社を辞めて国民年金に切り替えると思います。
国民年金は、納付期限を過ぎても2年以内であれば納付できるので、納めずに渡航してしまう方もいるかもしれません。
しかし、障害年金の受給要件のひとつに
初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと
とあります。
未納のまま渡航してしまうと、障害年金の受給資格がなくなってしまうのです!
(代わりに納めてくれるご家族がいれば別ですが)
なので、国民年金を納めずに渡航する場合は「国民年金保険料の免除・納付猶予申請」をしていくことをおすすめします。
わたしは3月までの1年分を前納していたので、4月からの納付猶予申請をしました。
ただ、免除・猶予のサイクルは7月〜翌年6月らしく、翌年度分は7月に更新する必要があるそうです。そのため、4〜6月の3ヵ月分しか申請できませんでした。
納付書の期間と異なるのでややこしいですね。
納付猶予申請に必要なものは以下の3点:
- 年金手帳
- 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書
- 印鑑
更新は日本にいる家族にお願いすることにしました。そして帰国後、払えるときに追納します。
万が一のために保障は残しておきたいので、障害年金のことを教えてくれた友人に感謝です!