にゃっとの旅する自由帳

自分探しの旅は続くよ

アイルランドで銀行口座を開設

アイルランドで銀行口座を開いたときの話です。

わたしの通う学校 Cork English College の指定銀行は Bank of Ireland でした(支店は Patrick Street が指定されていました)。

指定銀行へ行ってみるとカウンターがなく、建物の中にはATMとコワーキングスペースしかありませんでした。しばらくぐるぐるしていると、待っている人がいたので、その人の後ろに並びました笑

よく見ると小さなブースがあり、「ここに並んでね」と書いてありました。

必要書類

口座開設に必要な書類は以下の4点:

  • 銀行口座開設のためのスクールレター
  • 現地医療保険の加入証明書
  • (日本の)英文残高証明書
  • パスポート

銀行口座開設のためのスクールレター

学校が用意してくれます。
ただし、住所を証明するために郵送で受け取る必要がありました。郵送する前に、口座開設に住所を使用していいか、ホストファミリーに確認しているようでした。

現地医療保険の加入証明書

こちらも学校で加入すると書類を作成してくれます。

(日本の)英文残高証明書

口座開設した際に「どこの銀行からお金を移すか」「どれくらいお金をもっているか」を証明するものだと思われますマネーロンダリングの疑いを晴らすため)

残高証明書が総額だけだと、担当者によっては「トランザクション(取引明細書)が必要」だと言われますが、大丈夫です。「友人はなくても大丈夫だった」と言って確認してもらってください。

口座開設手続き

当該支店にはパソコンのブースが3つあり、オンラインで口座開設の手続きをしました。

スタッフの方が手続きを進めてくれますが、途中から自分で名前や住所を入力してゆきます(その間、スタッフの方は書類のコピーをとるため退席します)。
お金の使用目的などいくつかの質問があったので、わからない部分はスタッフの方を呼んで確認しながら進めました。20〜30分で手続き完了したと思います。

その後、すぐに「Welcome to Bank of Ireland」という感じのメールが届き、翌日には口座番号がTextで送られてきました。

口座のアクティベート

口座を使えるようにするには、いくつかやることがあります。

  • オンラインバンキングの設定をする [任意]
  • バンクカード(Visa Debit card)が届くのを待つ [郵送]
  • PINナンバーが届くのを待つ [郵送]
  • バンクカードのアクティベートをする

バンクカードのアクティベート

バンクカードが届くと、14日以内にカードのアクティベートをするように書いてあります。その際に、別の郵便で届く4桁のPINナンバーが必要です。

カードをアクティベートするときは、PINナンバーが届くまで待ちましょう。
わたしは気づかずに適当な番号を入れてPINナンバーを再送してもらいました笑

アクティベートは、ATMにカードを挿入して残高確認するだけでもOKです(友人はお金の預入れをしたと言っていました)。銀行内のATMでスタッフの方を捕まえてやると確実かと思います。

PINナンバーが指定されているのは不思議な感じですね。番号の変更はATMでできるので、アクティベートしたときに番号を変更してしまうとラクかもしれません。

オンラインバンキングの設定

オンラインバンキングの設定は必須ではありませんが、わたしはパソコンで残高等の確認をしたかったので設定しました。

www.365online.com

口座開設手続きをした2日後に、オンラインバンキングのアクティベートをするための電話番号がTextで送られてきました。電話してみたけど待ち時間が長くていったん諦めました。

友人に相談したら「銀行で手続きした」と言うので、わたしも銀行へ行くことにしました笑

基本的にやることは同じです。銀行のパソコンブースに電話もあるので、そこで電話を掛けます。オペレーターに繋がるので、まずは本人確認。訊かれた質問に答えてゆきます。その後、6桁のPINナンバーを決めます。ユーザーIDを教えられるので、それをメモして終わりです。
*ユーザーIDはあとから郵送でも送られてきます

所要日数

わたしが口座開設手続きをしたのが2017年5月30日、カードのアクティベートをしたのが6月13日。なので、約2週間ですね。
クラスメイト(ブラジル人)は1〜2ヵ月かかったそうですが、日本人の友人は大体わたしと同じ2週間くらいで開設できたと言っていました。

おそらく、書類の不備などがなければ2週間くらいで開設できるのではないでしょうか。

 

ユーロ円が円安なので、まだこちらの銀行口座には入金できていません笑

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アイルランドにきて最初にやったこと

アイルランドに到着して最初にやったことの覚書です。

1. WiFiパスワードを教えてもらう

ホストファミリー宅に着いたのが23:20くらい。移動に21時間ほどかかったので、シャワーを浴びる気力も荷解きをする気力もありませんでした。とりあえず、真っ先におうちのWiFiパスワードを教えてもらって眠りにつきました笑

2. プリペイドSIM購入

Three Prepay SIM

翌日、City CentreへSIMカードを買いにゆきました。
こちらに滞在している日本人の殆どが使っているであろう 3 Three です。

月€20のプランで内容はこんな感じ(2017年5月21日契約時)

  €20 top up
Data - Republic of Ireland All You Can Eat Data
Data - EU Roaming 5GB
Any network texts - ROI & EU Unlimited**
Three to Three Calls - ROI Unlimited**
Keep your top-up Use your top up credit as you like.

**€20 top up required every 28 days.

Prepay SIM Only | Three.ie

わたしは店頭で「プリペイドSIMが欲しいんだけど」と言ったら「€20のやつでいい?」と言われたのでそのまま購入しました。購入時に名前や生年月日を訊かれます。
「20分経ったらアクティベートしてね」と言われて終了。付属のピンを日本に忘れてきたので、お店のお姉さんにSIMを取り出すためのクリップをもらいました笑
その後は、家に帰ってSIMを挿し替えるだけで使えるようになりました。簡単☆

場所によってたまに電波状況が悪いときがありますが、特に困ったことはありません。

わたしはもともと日本でもSIMフリーiPhoneを使っていたので、SIMを挿し替えて使っています。同じ学校の日本人の子がスマホを2台持ちしていたので訊いてみると、SIMロック解除せずに渡愛してしまったそうです。日本のiPhoneこちらで買ったAndroidを使っていて不便そうでした。

渡航前には SIMロック解除 をお忘れなく!

ちなみに、わたしはiPhoneiPod touchの2台持ちです笑

3. レインジャケット購入

スーツケースに入り切らなくて、いろいろなモノを諦めました。主に冬物。
こちらに着いたときはとても寒くて、SIMカードを買ったついでにアウターを探しにゆきました。

THE NORTH FACEなどが置いてあるアウトドアウェアのお店を覗いてみたけどイマイチ心惹かれるものがなく、Outdoor Adventure Storeで2点ほど試着して、DARE2Bの Womens Seldom Jacket を購入しました。

DARE2B Womens Seldom Jacket

いちばん小さいサイズ(Size 10)でもちょっと袖が長いけど、なかなか気に入っています。
天気が変わりやすいアイルランドでは、レインジャケットはマストアイテムです!

4. 通学路の確認

さらに翌日の月曜日から学校に通うわけですが、ホームステイ先からはバスで通うことになります。

コークのバスはバス停に名前がありません!
さらには車内アナウンスもありません!
バスのタイムテーブルには途中数個のバス停の記載しかないし、ルートマップもありません!

 

 大 ざ っ ぱ す ぎ ! !

 

車内にバス停を表示するモニターがありますが、モニター自体が消えていたり壊れていることもしばしば。モニターがついていても、通りの名前がすべて同じだったりするとどこで降りればいいか判断できません笑

Bus No.215A

こればっかりは窓の外の景色を見て覚えるしかないです。
降りるときはストップのベルを鳴らさないと、乗降者がいないバス停は平気でビュンビュン通り過ぎます。なので、今でも慣れない場所へ行くときはGoogle Mapsでルートを追っています笑

バスの車内は無料WiFiが使えます。便利!(毎回ログインを要求されます

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ダブリンからコークへの移動

ダブリン空港

アイルランドに到着した日にコークまで移動したときの話です。

わたしがアイルランドに着いたのは土曜日の夕方5時半。遅れることなくほぼ予定通りにダブリン空港に到着しました。

そこから滞在するコークまでバス ( Aircoach ) で移動します。バスは1時間に1本。ダブリン空港⇔コーク間は片道3時間半かかります。

Aircoach 時刻表

飛行機の遅延等がなければ 18:25 ダブリン空港発 → 22:00 コーク着 のバスに乗り、ホストファミリーにバス停でピックアップしてもらう予定でした。

空港の入国審査・バゲージクレームを終えて空港のビルを出たのが18時くらいだったと思います。本来なら余裕で18:25発のバスに乗れると思いますよね?
ホッとしたのもつかの間。乗り場近くのチケットスタンドで訊くと

 

「満員で乗れないから次のバスに乗って。
 チケットは1時間後からここで買えるから」

 

と言われました。

 

 まさかの!バスが満員で乗れないパターン!!

 

わたしはバスの予約をしなかったことを後悔しました。
時間があったので空港のWiFiを使って調べたところ、ネットでチケットを予約してもバスに乗れないことはあるらしいです。乗り場に来た人優先、みたいな。予約の意味とは…(謎

1時間後と言われましたが信用できなかった(失礼?)ので早めにチケットを買いに行きました。また満員で乗れないとか言われたら困りますからね!
到着したバスには「15人だけ乗っていい」とか言ってて意味がわからなかったけど、どうやらすぐに別のバスが来るようでした。よくわからないままチケットを見せて乗り込みました笑

 

学校からホストファミリー宅へのチェックインは23時までと聞いていました。
なので念のため、バスに乗り遅れたときのために近くのホステルを予約し、ホストファミリーにも事前に直接メールしてその旨を伝えましたが、メールの返信で「遅いバスになってもピックアップするから時間を教えてね」と言ってくれました(優しい

そしてホストファミリーに23時到着になると連絡を入れ、無事コークでピックアップしてもらえたのでした。

何かあったときのためにホステルはキャンセルしなかったので、一泊分 €23 の請求はありましたが、仕方ありませんね。
遅くに迎えに来てくれた家族には本当に感謝しています!

 

わたしがダブリン空港に到着したときは雨で、早速アイルランドの洗礼を受けた気がしていましたが、しばらくして虹が見れたので少し気分が和らぎました笑

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現地医療保険

学校で加入した医療保険についてメモしておきたいと思います。

学校は ACE European Group Ltd という会社と提携しているようです。

補償内容はこんな感じ:

Medical Medical Expenses €1,000,000
Repatriation Expenses unlimited
Other Travel Expenses - incurred following death or illness of the Insured Person up to €20,000
Injury up to €50,000
Death €25,000
Permanent Disabling Injury up to €25,000

これはEEA(欧州経済地域)以外の65歳以下の生徒向けの保険で、€100でした。
医療費部分(=治療・救援費用)は十分補償されている感じですね。

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海外留学保険のはなし

この週末、アイルランドは6月の第一月曜日がバンクホリデーで三連休です。
ホストファミリーに「出かけないの?」と訊かれますが、特に予定もないのでブログを書いています笑

渡愛準備の記事で少しだけ触れた海外留学保険について。

 

わたしは8ヵ月の学生ビザで渡航するので、9ヵ月を目安に検討していました。

パンフレットをもらったのは次の2社:

エイチ・エス損保は航空券をH.I.S.の店頭で購入したときに、AIUはお世話になっている保険会社の方に、それぞれパンフレットをもらいました。

どちらもパッケージプランで3つか4つしか選択肢がなく、価格帯は13〜22万くらいでした。

店頭(代理店)とオンラインの価格は違う

事前にネットでAIUの価格を調べていたのですが、もらったパンフレットとは保険料が違いました(一番安いものでも5万円くらい差がありました)。インターネット専用の保険料はオンラインで直接加入するしかなく、代理店の方は何もお手伝いできないとのことでした。

人件費を抑えてインターネット専用の保険料を安くする会社が多いみたいですね。

海外旅行保険で重視したこと

長期の海外旅行保険に加入するにあたり、わたしが重視したのは

  • 治療・救援費用
  • 携行品(生活用動産)1個あたりの限度額
  • 契約期間の変更のしやすさ

の3点。
*携行品と生活用動産は同じ扱いだそうです

なかでも一番重視したのは「携行品(生活用動産)1個あたりの限度額」でした。

なぜなら、渡航前に新しいパソコンを買ったからです。仕事用に使うMacBook Proなのですが、抑えめにしても20万円超えました(無金利24回分割)。支払いも終わっていないのに盗まれたり故障したりしたら目も当てられません。

携行品1個あたり10万円が限度額になっている保険も多く、当初一番有力候補だったAIUもそうでした。わたしは、携行品1個あたり20万円の保険に絞りました。

死亡保障については、生命保険があるのでそれほど重視しませんでした。
また、キャッシュレス提携病院についても、わたしが滞在するアイルランドのコークにはないので気にしませんでした。

オンラインで簡単見積もり!

結局その後、他の方が書いているブログ*1を参考にしてジェイアイ傷害火災保険の「t@bihoたびほ」にしました。

tabiho.jp

決め手は、

  • 資料請求しなくてもオンラインで簡単に見積もりができたこと
  • プランのカスタマイズができたこと

の2点でした。

わたしは保険を検討し始めたのがギリギリで、加入したのは渡航まで2週間を切っていました。プランをカスタマイズしながら価格をチェックできたのはとても助かりました。

最終的に加入した保険はこんな感じ:

tabiho カスタマイズプラン

合計保険料 (9ヵ月): 121,680円

思ったより安く抑えることができたと思っています。
*治療・救援費用を5,000万にするか3,000万にするかは最後まで悩みました

 

うちの両親は70代でまだまだ元気ですが、何かあったときに怖いので「緊急一時帰国費用」をオプションで付けました。気休めのようなものですね。使わなくてもそれはそれで安心できますし。

あと、「弁護士費用等」「テロ等対応保険金」は正直なくてもいいかなと思ったのですが、数百円の違いだったので付けておきました。

32歳までの方は「歯科治療保険」というのもオプションで付けられるようです。
*渡航後90日間は待機期間で支払対象外

 

保険料だけを考えると、日本ではなく海外の保険に加入する選択肢もあると思います。自分に何かあったときに保険の請求が英語でできる家族がいれば問題ないかもしれませんね。わたしには英語が話せる家族がいないので、やはり日本の保険に加入するのが安心かなと思いました。

「t@bihoたびほ」で留学用の海外旅行保険に加入すると「保険契約証」が2通郵送で届きます。1通は留守宅控えなので、家族に渡して安心して渡航できます。
また、マイページから契約内容をPDFでダウンロードしたり、契約内容の変更等もできます。便利!

 

この記事は、わたしが保険に加入した2017年5月時点の価格を参考に書いています。
みなさんもご自身にとって必要な補償をよく考えて最適な保険を選んでください。

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*1:ななさんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
http://www.koalife7.com/2016/08/tabiho-hoken.html